2015年11月2日月曜日

耐震診断と改修

戸建て住宅の耐震診断と改修の事例です。
部分リフォーム(洋室→和室に改修)のご相談から耐震診断もというご依頼です。

昭和56年5月31日以前に建築された木造住宅について、耐震診断と耐震改修工事にはお住まいの市町村によって内容は異なりますが補助金が交付されております。
大阪府の場合、平成28年3月31日までに着手するものに対しては増額となっております。

大阪府 http://www.pref.osaka.lg.jp/kenshi_kikaku/kikaku_bousai/taisin_hozyo.html
高石市 http://www.city.takaishi.lg.jp/guid/bousai/taishinshindankaishuhojyoseido_s.html

住宅エコポイントの制度も併用して利用できる場合もあります。(本年度分の申請は終了したようです)

旧基準で建築された住宅の場合壁はしっかり配置されているように見えても仕様が現在の基準とは異なりますので補強が必要となる場合が多いようですね。

今回の場合も耐震診断NGという結果となり部分的に補強工事を行いました。

耐震補強といっても特別な高価な金物などを使うわけではございません。
新築に使われているものと同じものでほぼ補強できますのでそれほど費用がかかるものでもありません。

今回の場合、診断費用5万円に対し補助金4.5万円ですので費用としては5千円
改修工事の費用も満額補助金でまかなえましたので工事費用としては0円、
別途耐震改修設計及び工事監理の費用がかかりますが行政によっては耐震改修設計費用に対しても補助が出る場合もあります。

昨今、中古住宅リノベーションをお考えの方も多いかと思いますが見た目のデザイン面だけでなく耐震面での診断及び補強もお忘れなく!







耐震改修工事の様子
今回使用したのは新築工事に使われるものと同じ、合板、筋交い、引き抜き金物等で高価なものではありません。







リフォームの方は、ローコストに洋室を和室に改修するリフォームです。

ただ押入れの中になぜかこんな昭和な窓があったので・・・
当初潰すというご要望でしたが









残してみました(⌒-⌒)
板貼りの部分が収納だったところですが、デスクおいて書斎にされるようです。








天井は木板貼りに見えますがクロスです(⌒-⌒)